2013年01月21日

マンマミーヤ

最近の気づきで、なるほど、そうそう!と思いましたので引用しますm(__)m



大好きな野口嘉則さんのメルマガを紹介します。



「マンマミーヤ」

という言葉がありますが、ご存知ですか?

イタリア語ではありません(^^

... 「ありのままに見なさいよ」

という意味の関西弁です(笑)



ところで、僕たちはものごとをありのままに見ているのでしょうか?


認知心理学者たちの研究によると、人間はものごとをありのままに見ることができないそうです。

僕たち人間は、無意識のうちに、 目や耳から入ってきた情報を選り好みし、

自らの解釈や先入観によって歪め、自らの価値観にもとづいて意味づけし、

そして、こうやって自分流に創り上げた世界像を見ながら、ものごとをありのままに見ているつもりになっているのです。


「人は自分の見たいものしか見ない」

という言葉をカエサルが残していますが、 この言葉どおり、僕たちは、ものごとをありのままに見ているのではなく、

自分特有の「ものの見方」というフィルターを通して見ているのです。


「ものの見方」というのはメガネのようなものです。

たとえば、

黄色いレンズのメガネをかけて世界を見ている人には、世界は黄色く見えるわけですが、

しかし人はふつう、メガネを通して見ていることを自覚していません。


「世界が黄色いのは客観的な事実だ」と思い込んでいます。


そして人は、

「自分に見えている世界こそ客観的な世界である」

と思い込んでいるとともに、

「その客観的な世界(=実は自分が見ているだけの世界)は
他の人たちにも見えているはずだ」

と思い込んでいます。

ですから、 自分と違う見え方をしている人がいるとそれを受け入れることができず、

「君は何を見ているんだ?君の『ものの見方』は歪んでいるよ」とか、

「私の言うことが客観的に正しいのは明らかでしょ。どうしてそれが理解できないの?あなたの頭の回路はどうなっているの?」

などと言いたくなってしまうのです(^^;


しかし実際は、自分に見えている世界と相手に見えている世界は違う世界です。


だから、
「ものごとをありのままに見ることはできない」という自覚を持ち、

自分に見えている世界を相手に押しつけたりせず、相手に見えている世界を「私には計り知れないもの」として尊重することが大切だと思うのです。


河合隼雄先生が、

「人の話を聴くときは、『その人にとっての真実』に耳を傾けることが大切」
とおっしゃっています。

「客観的な事実」など存在せず、「自分にとっての真実」と「相手にとっての真実」は違っていて当然なのですから、

「それは違うよ」などとこちら側の真実を押しつけるのではなく、

「相手にとっての真実」に、畏敬の念を持って耳を傾けることが大切なのだと思います。


特に家族などの身近な関係では、
これがけっこう難しいですよね(^^;

との事です。学ぶことは本や環境、周りの人からとたくさんのことから学べます。
この学びこそが、人としての喜びの一つかも知れません。
これからも成長し続ける人でありましょう!



ありがとうございます。



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Posted by ヒロシBOX at 22:16│Comments(0)ヒトリゴト
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